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【発酵住宅】構造見学会のお知らせ

お施主様のご厚意により、構造見学会を開催させて頂くことになりました。

古民家ライフでは下地にも合板は使用しておりません。

また、今巷で建てられている住宅の大半が工場の大型機械で加工されたプレカットによるものですが、古民家ライフでは大工の手で一本一本加工しています(手刻み)です。

手刻みでの精度もご覧いただきたいです。

完成すると見えなくなってしまう部分が大半ですので、今のこの時期にしかご覧いただくことは出来ません。

ぜひこの機会にご覧いただき、発酵住宅を体感して頂ければと思います。

当日は疑問に思った事、何でもお聞きください。
お待ちしております。

日時 2019年11月9日(土曜日)
9:00~16:00
(できれば予約いただけると助かります)

場所 米沢市成島町1-6-70
(隣のセブンイレブンが目印です)

参加方法

HPの問い合わせからお申し込みください。

(ABOUT欄をスクロールして頂いて一番下にあります。)

mailアドレス    mail@kominkalife.com

からでも構いません。

 

電話でのご予約
090-1063-5192 担当 高木

当日フリーでの参加も可能です。

美しさとは何か-2

マイタウンあさひ7月号に寄稿しました。

今年4月、大工の見習いとして入社した若者がいます。
彼は求人広告も出していない弊社古民家ライフのHPを見て連絡を寄こし、さらにインターン期間を経て入社した強者です。
ものつくり大学出身の彼は卒業制作で古民家の1/5軸組模型を造りました。それが大学の代表として東京ビックサイトに展示されることになったのです。
軸組模型は飾られた後、いらなければ処分されるということでしたので、それならばみんなで見学し、解体して持ち帰ろうということになりました。
にわかに始まった軸組模型の救出大作戦!!
大きなバンを借り、全員でビックサイトに向かいました。
実物は写真で見て想像していたものよりも大きく、これをコツコツ一人で悩み、考え、組み上げた彼の情熱を感じるのには十分すぎるほどの作品でした。
まぁ、学生のご愛敬かなと感じるところは多々ありますが、いずれかの機会にお披露目したいと考えています。

その帰り道、全員でどうしても寄りたかった場所があります。
それが日本民藝館。私は20年ほど前に一度訪れているのですが、そこに展示されているものを見ても正直その当時の自分にはさっぱり分からなかったのです。それは20年前の自分との対話でした。
民藝運動を提唱したのは柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司。
名もなき職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝」と名付け、美術品に負けない美しさがあるとしたのが民藝運動です。
私がまだ民藝運動を知らない頃、古民家の写真を見たときに感じたものはきっとそういう事だったのではないかと自分では思っています。名もなき棟梁が地元の使える材料を使って組み上げた古民家。私はそこに美しさを感じていたのです。
決して派手ではなく、装飾的でもない。生活の必要の中から生まれ健全な美しさ、「用の美」。
今回の訪問では職人さんの息遣いや、それを見つけた時の3人の興奮までもが伝わってくるようでした。

私は自分の中に確実にしっかりとした根がはっていたことを確認し、新たな意気込みと共に帰路につきました。

ウェブサイトができました

発酵住宅のウェブサイトができました。
どうぞよろしくお願いします。

美しさとはなにか

マイタウンあさひ5月号に寄稿しました。

令和元年おめでとうございます。

平成最後の日4月30日と令和最初の日5月1日は仕事で東京におりました。
偶然にも半蔵門のホテルに宿泊しておりましたので、天皇を拝する事が出来、たった一瞬の出来事でしたが、これからの良き時代を願わずにはいられませんでした。

この号が発行される頃には初夏を感じている事でしょう。
まだまだ淡い色の野山も一斉に色づき始めます。それをきれいだなぁと思う自分が居ます。
桜の花見に代表されるように、移ろいゆく一瞬の光景をなぜ日本人は美しいと思うのでしょうか?

私は山形古事記塾のスタッフとして今野華都子先生から古事記を習うようになって7年ほどになります。
日本人としての在り方や考え方や、神社に祀ってある神様の事などまだまだではありますが、少しずつ理解できるようになってきました。

先日の古事記の勉強会で今野先生からこのようなことを言われました。

日本人が何を美しいと思うかわかりますか?
それは同じものではない事、この世に全く同じ時間、同じ風景というのはありませんよね。
2つとして同じものはないこと。「違うということ
日本人が思う美しさということです。

家造りも同じことが言えると思いました。
自然界に同じものは2つとしてありません。大工をはじめ職人の手仕事もその時々で全く同じものは出来ないのです。それは手作りのモノ全てに当てはまります。

そして自然素材に関して言えば、時間が経てば経つほど味わいが増してきます。
住まいながらいつも違う表情を感じる事が出来ます。

新天皇を拝し、また新しい令和の時代と共に、時間が経てば経つほど美しいと思えるような住まいを造って行きたいと心に誓いました。

毎日の暮らしの中で

マイタウンあさひ4月号に寄稿しました。

休みの日、疲れた身体を癒すのには自宅で寝転がるのが一番だなぁ。と、つくづく思います。

妻が市報で偶然見つけてきた今住んでいるこの土地。
当時30歳を過ぎ家族が増え、そろそろ考えなきゃならないかなーと思ってはいましたが、何分独立したばかりの頃の事でしたので、本当に家作っちゃうの?俺?自分でも半信半疑なのと若干の恐れがあったのを鮮明に覚えています(笑)

土地に当選すると期限内に住宅を造らなければならないという条件付きの土地。お金・大工道具・作業場所・人・ないない尽くしの中、急遽始まった家造りでした。
1人で1年かけて造ったこの自然素材と木組み家ですが、今更ながらよく自分に嘘をつかずに建てたなぁと思います。自分で造った家は飽きるどころか年々愛着が増します。

自分で造って、自分で住む。家に限らす本質は案外シンプルなのかも知れませんね。

今のご時世、時間とコスト優先になってしまっていますので工場のコンピューター付きの大型機械で刻んだ材料で造られた家がほとんどになってしまっています。
古民家ライフで建てる「嘘をつかない住宅」というのはきちんと材料に向き合い、大工さんの手で墨付けをし、大工さんの手で刻んだ、気持ちのこもった住宅だということ。
そして合板を使わず国産の自然素材で造り上げるということ。

「住」というのは、暮らしの一番大切な部分です。
しかしただそこだけを切り取るというのではなく、暮らしそのもの、衣食住の提案をしていきたいと思い、日々の仕事をさせて頂いています。
自然素材住宅に拘り続けてきた、古民家ライフ株式会社がご提案する新コンセプト住宅「発酵住宅」は今春お披露目となります。

こちらのコラムも思いつくまま気の向くまま、気負わずに書いて行きたいと思いますのでなんだ変な奴がいるな!くらいの気落ちでお付き合い頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。