2020.12.04
今週火曜日に解体屋さんより廃業された材木屋さんの解体をしていると、急な連絡を頂く。
出来れば明日、遅くとも木曜日迄に取りに来れるなら来て頂いてもいいですよ、と。
すでに予定も入っているし、あまりにも急なお話だったものの、取りあえず3トンのトラックを借りて向かう事に。
こういうお話はいつも急。
しかし行ってみると案の定、僕らにとっては宝の山。
クリ、クルミ、紅松、ホオ、ケヤキ、スギ、ナラ。
なんで、このような荒れた状態で製材所を辞めなければならないのか?
なんで、製材所近くの大工さんはコレを使わないのか?
解体されている脇で瞬時に選びながらそんな事をずっと考えていた。
そして、3トントラックで運び出せるだけ運び出した。
知らなければ、産廃として処分されるだけの立派な材木達。
しかし、勿体ないと感情的になって集めても、保管場所や保管期間、活かし切る使いみち等の課題は沢山ある。
無垢の材木を使わなくなってしまった大工さん達。
これからこういうお話や案件は沢山出てくるだろう。
これからストックする事も含めて、活かし切る事を本気で考えなきゃならない。