2026.05.14
お陰様で古民家ライフ株式会社は、創業20周年目を迎えました。
この20年を振り返り、「やろうと思ってできなかったことをやろう」と決めた今年。その一つが、山への恩返しツアーです。

どれだけの木を、使わせてもらってきたか
創業から20年。その間に、数十棟の家を建てさせていただきました。
古民家ライフが手がける家一軒に必要な杉の本数は、300本にも及ぶことがわかっています。この20年で、どれだけの命ある木を使わせてもらってきたことか——そのことを、改めて静かに受け止めました。
材木として売られていると、その素性はわからなくなってしまいます。でも本来は、土に根を張り、雨を吸い、長い年月をかけて育った植物としての命でした。
自分たちが今使わせてもらっている木は、50〜60年前に誰かが未来を想いながら植えた木です。だからこそ、一本一本を大切に使わなければならない。そのことを、もう一度自分自身に刻みたいと思いました。

普段、家づくりに携わるスタッフにも、木を植えるという行為を通じて、いろいろなことに思いを巡らせてほしいと思いました。
今回植えた苗木が使えるようになるころ、私はおそらくこの世にいないでしょう。若いスタッフなら、あるいは使えるかもしれない。
自分たちが植えた木を、次の世代が使う。
それはそのまま、古民家ライフが大切にしてきたことの縮図でもあります。
今回の植林は、いつもお世話になっている株式会社KURIMOKUさんとの共同事業として実現しました。植えた木がこれからどう育っていくか、一緒に見守っていきます。


有志として参加してくださった古民家ライフOBのKさんとも、植林・宿泊をともにしました。
夜はいつの間にか、スタッフそれぞれが「なぜ古民家ライフに入ったのか」「これからどうしていきたいのか」を語る場になっていました。
その話を聞いたKさんから、こんな言葉をいただきました。
「ますます古民家ライフに頼んでよかったと思いました」
嬉しく、そしてありがたい言葉でした。
山への恩返し、木を植えること、次の世代へ手渡すこと——いろいろなことをお互いに共有できたツアーでした。
来年からは、OBの皆さんもお誘いしながら、続けていきたいと思っています。
